【新華社北京8月17日】中国企業が建設したスリランカ・クルネガラの給水・汚水処理プロジェクトがこのほど、竣工式を行った。スリランカ初の給水・汚水処理合同建設プロジェクトとなる。
スリランカのウィクラマシンハ首相は竣工式であいさつし、「クルネガラはスリランカの中部経済発展の重要な都市だ。この地の水処理と公共衛生施設の発展はますます求められている。クルネカル水利プロジェクトはこの都市を国際都市へと発展させる」と期待を示した。
在スリランカ中国大使館の楊作源・商務参事官は「クルネガラ給水・汚水処理プロジェクトは7万1千人に24時間の安全な飲用水を供給でき、排出される汚水も国際基準を満たしている」と述べた。
汚水処理場の1日当たりの処理能力は4500立方メートルで、汚水系統のカバー面積は10・5平方キロにのぼり、3万5千人に恩恵をもたらすことになる。新規建設された浄水場と増築された原水・給水ネットワークの1日あたりの水処理量は5千立方メートル、カバー面積は28平方キロに上る。このプロジェクトで全地域の排水システムが雨水と汚水の分流排水を実現した。
クルネガラ給水・汚水処理プロジェクトは、中国機械設備工程股份有限公司が建設を請け負い、2014年に本格的に着工。中国輸出入銀行が海外支援の優遇条件による貸付が資金源となった。
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