【新華社ソチ8月16日】ロシアのプーチン大統領は15日、ソチで中国の楊潔篪・中国共産党中央政治局委員・中央外事工作委員会弁公室主任と会見した。
プーチン氏は次のように述べた。ロ中関係は双方が定めた方向に絶えず前進、発展しつつある。先月、私は習近平主席とブリックス5カ国(BRICS)首脳会議に出席した際、両国関係と国際情勢について踏み込んで意見を交わし、新たな重要共通認識(コンセンサス)を得た。ロ中関係は両国、世界にとって非常に重要である。ロシアは中国と戦略的意思疎通を一層強化し、両国の全面的戦略協力パートナーシップを推し進め、各分野の実務協力を深め、国際・地域問題で緊密に協調、協力することを願っている。習近平主席と再び会うのを希望している。
楊潔篪氏は次にように述べた。今年は中ロ関係発展史上、里程標的意義のある一年である。習近平主席は大統領と2回会談し、両国の次の段階の協力のための方向をはっきりと示した。習近平主席と大統領の戦略的指導の下、中ロの全面的戦略協力パートナーシップは力強い発展の勢いを保ち、相互尊重、公平正義、協力ウィンウィンの新しいタイプの国際関係構築を図るための手本を確立した。中国はロシアと共に、両国元首の重要な共通認識を全面的に実行に移し、高水準の戦略的協力を維持し、国際秩序が一層公正で合理的な方向へ進むよう後押しし、中ロ関係発展の一層広々とした展望を開くことを願っている。
同日、楊潔篪氏はモスクワでロシアのパトルシェフ安全保障会議書記と、第14回中ロ戦略安全保障協議の共同議長を務め、中ロ関係と共に関心を寄せる国際・地域問題について踏み込んだ意見交換を行い、幅広い共通認識に達した。
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