【新華社北京8月2日】中国の北京首都航空は7月31日、杭州-モスクワ間の直行便を正式に就航させた。浙江省の省都杭州市とロシアの首都モスクワ間では初の直行便となる。
同社によると、今回の新路線により杭州および中国華東地域(上海市、江蘇省、浙江省、安徽省など)の旅客は杭州から直接ロシアへ行けるようになるという。所要時間も往復で約20時間短縮されることになり、旅客の利便性は大幅に向上する。
同社にとって新路線は、2017年7月に青島-モスクワ便を就航したのに続き、中国-ロシア間で2路線目の直行便となる。
モスクワは「一帯一路」構想における重要な航空ハブであり、中国人観光客に人気の渡航先でもある。今年第1四半期にロシアを訪れた中国人観光客数は21万6千人と、前年同期に比べ18%増加した。
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