【新華社杭州8月2日】中国浙江省杭州市政府新聞弁公室は7月31日、同市が今後2年以内に都市と農村の公衆トイレの建設管理作業の一体改革推進を深化させることを発表した。今年は、1千カ所の農村無害化衛生トイレの高度化改造と、4120カ所の農村公衆トイレの総合整備改修を完了し、2020年までに農村無害化衛生トイレの普及率100%の実現を目指すと発表した。
トイレのスマート化も今回の一体改革の目玉となっている。同市は全市の公衆トイレデータ資源を整理統合する「杭州でトイレを探す」微信(WeChat)のミニプログラムの開発を通じて、「潮汐トイレ(注)位置情報」を伝え、感応式や二次元コード、コイン式などによるトイレットペーパー引き出しモデルを試験的に実施し、「トイレ発見難」や「トイレ利用難」などのやっかいな「トイレ病」の根絶のため処方箋を提出する。
(注)男女トイレの間に移動タイプのドアを設置し、利用時間帯の違いによって、男女トイレの便座数が調整できるトイレ。
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