【新華社香港8月1日】中国香港金融管理局(HKMA)は7月31日、6月30日時点の外為基金の総資産が5月末時点から454億HKドル(1HKドル=約14円)増加し、4兆1007億HKドルとなった。このうち、外貨資産は625億HKドル増え、香港ドル資産は171億香港ドル減ったと発表した。
HKMAは、外貨資産の主な増加要因は、決済が済んでいない有価証券が増加したことにある。香港ドル資産の減少は、主に香港株式市場の時価総額の下落、および財政準備金からの預金の払い戻しによるものとした。
6月末のマネタリーベースは、5月末から79億香港ドル、率にして0・5%増の1兆6521億香港ドルとなった。HKMAは、マネタリーベース増加の主な要因は、債務証書の総額が増加したことにあるとしている。
6月末現在、裏付け資産総額は100億香港ドル、率にして0・6%増の1兆8023億香港ドルとなった。
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