【新華社北京７月２７日】中国上海税関の統計では、上海市の文化製品輸出額が上半期６５億５千万元（１元＝約１６円）で、前年同期比４・６％の伸び率は上海市の輸出全体を２・８ポイント上回った。中国証券網が伝えた。
データによると、６月の輸出額は年初来の最高となった。上海市の文化製品輸出額は今年３月から３カ月連続で前年同期比減少したが、６月の輸出額は１２億７千万元と、５月の０・９％減から一転、前年同期比９・３％増になり、月ベースで輸出額が年初来の最高となった。
そのうち、一般貿易の輸出が半分を占めた。上海市の一般貿易の文化製品輸出額は上半期、４・５％増の３５億６千万元、同時期の上海市の文化製品輸出全体の５４・４％を占めた。同時期に、保税物流の輸出額は１１・３％増の２１億３千万元と、３２・５％を占め、加工貿易の輸出額は８・９％減の８億６千万元だった。
民間企業も輸出増であることがデータで分かった。上海市の外資系企業の文化製品輸出額は今年上半期、６・９％増の３６億７千万元、同時期の上海市の文化製品輸出全体の５５・９％を占め、割合が１・２ポイント上昇した。同時期に、民間企業の輸出額は３・９％増の２０億元、３０・５％を占め、国有企業の輸出額は２・７％減の８億９千万元だった。
商品別では、おもちゃの輸出額が首位に立ち、花卉・絵画・工芸品の輸出額は伸びが顕著だった。上海市のおもちゃ輸出額は上半期、３・２％増の２３億２千万元、同時期の上海市の文化製品輸出全体の３５・４％を占めた。同時期に、ラジオ・テレビ番組制作機器の輸出額は７・６％増の６億３千万元、印刷機の輸出額は０・４％増の５億６千万元。また、花卉・絵画・工芸品輸出は４０・３％増の１億４千万元だった。
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