【新華社北京7月27日】中国国際輸入博覧会の開幕まで100日を迎えるに当たり、中国の習近平国家主席は新興5カ国(BRICS)商工フォーラムの席で、現時点ですでに130以上の国や地域から2800社余りの企業が博覧会への参加を表明しており、来場する国内外のバイヤーは15万人を超える見込みだと発表した。
同博覧会は、中国が貿易自由化を確固として支持し、世界に向け積極的に市場を開放する重大なイベントで、各方面が中国市場に進出するための新たなプラットフォームを構築する。習近平氏が述べたように「これは普通の博覧会ではない」。
世界にとって、これは「普通ではない」メリットだ。中国は、今後15年間で24兆ドル(1ドル=約111円)の商品を輸入し、2兆ドルの海外直接投資を吸収する見込み。同博覧会の開催は、各国が中国の発展という快速列車に便乗し、発展のチャンスを共有する条件を創造するものとなる。
同博覧会の開催は、中国が国際社会に提供する「包摂・互恵の発展」を促進するための公共製品でもある。ここにはモノ貿易だけでなく、サービス貿易もあり、企業展示だけでなく、国家展示もある。さらに展示会だけでなく、世界的に重大な問題についてのシンポジウムも開催される。
中国にとっても、これは「普通ではない」チャンスだ。同博覧会は商品やサービスを輸入するだけでなく、一連の新技術、新規格を中国にもたらすことになる。中国企業はこの「世界の鏡」を前に、長所を取り入れ短所を補い、経営理念をさらに新しくし、革新能力を向上させ、構造転換・高度化のために新たなエネルギーを提供するものとなる。
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