【新華社北京7月26日】中国の習近平国家主席は、7月19日~28日の日程で中東とアフリカを歴訪する。セネガル・ルワンダ・南アフリカ・モーリシャスのアフリカ4カ国への訪問は、習近平主席にとって9回目、国家主席としては5年間で4回目のアフリカ訪問でもある。
「中国とアフリカはこれまでもずっと運命共同体だった」。習近平主席は中国とアフリカの関係が時代とともに発展するようリードし、中国とアフリカの関係に新しい時代の意義を持たせた。この5年間、中国とアフリカの運命共同体の理念は、アフリカの人々に深く浸透し、世界最大の発展途上国と発展途上国が最も多い大陸との心はより近くなり、連携はさらに強いものとなっている。
60年以上にわたり、中国とアフリカの人々は共に困難を乗り越え、中国とアフリカの友情は年月と共により強いものとなっている。中国人は、アフリカの人々が新中国の国連復帰を支援してくれたことを忘れないし、アフリカの人々も、自国が困難な状況に陥った時に中国が援助の手を差し伸べ、アフリカの発展を支援したことを忘れない。中国とアフリカの人々が、互いに素晴らしいイメージと温かい気持ちを持ち合うことが友情の確固たる土台となっており、また、中国・アフリカ運命共同体が強いエネルギーを持つ根源ともなっている。
新たな時代・新たな情勢の下、中国の対アフリカ関係発展政策は弱まることなく強化され続けている。2015年12月に開催された中国・アフリカ協力フォーラム(FOCAC)ヨハネスブルグサミットで、習主席は中国・アフリカ関係の新たな位置づけを強化し、確固たるものにする「5つの柱」と、今後3年間で重点的に実施する「10大協力計画」を提起した。アフリカのインフラの遅れ、人材不足、資金不足といった発展のボトルネックとなる三大問題の解消、工業化と農業の現代化プロセスの加速、自主的で持続可能な発展の実現を支援する。
中国とアフリカの人々は長い歴史において、互いに支援し、真摯に協力し、共に困難を乗り超えてきた。歴史的な流れに乗り、双方の現実に即した特色ある中国・アフリカ協力の道を歩んできた。中国・アフリカ関係の発展は完成することはなく、常に進行形だ。今回の習主席のアフリカ歴訪は、今年9月に開催される中国・アフリカ協力フォーラム北京サミットと共鳴し、新たな歴史のスタート地点において中国・アフリカ関係をさらに強固にし、より緊密な中国・アフリカ運命共同体構築事業の加速を推進していくと確信している。
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