【新華社北京7月12日】中国証券監督管理委員会はこのほど、「証券登録決済管理条例」「上場企業エクイティインセンティブ管理条例」など関連規定の改正草案について、意見を公募、外国投資家のA株口座開設範囲の更なる拡大を目指す。シティバンク投資策略部責任者の呉晶晶氏は取材に対して、シティバンクの関連アナリストの予測では、今後7~8年、世界から数兆ドルの資本が中国市場に流入する見込みだと語った。中国証券網が伝えた。
呉氏によると、ここ2年、中国金融改革の展開に伴い、中国資本市場はますます対外開放の度合いと国際化のレベルを高めている。今回の開放は、適格外国投資家によるA株市場投資の措置と一致し、金融市場の対外開放継続の歩みの一つだ。
同氏はさらに分析して次のように指摘した。中長期的に言うと、A株市場の投資主体を充実し、資金の参入ルートを広げることは、より多くの海外資金を中国市場に導入することに役立つ。中国経済の規模と金融市場の規模に対して、海外投資家の中国市場投資額はきわめて限定的なものだ。
呉氏によると、シティバンクの関連アナリストの予測では、資本市場投資のいっそうの開放と成熟に伴い、今後7~8年、世界から数兆ドルの資本が中国市場に流入する見込みだという。
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