【新華社メキシコシティ7月9日】国連ラテンアメリカ・カリブ経済委員会(ECLAC)はこのほど、ラテンアメリカ企業のM&A(合併・買収)分野で中国企業が重要な投資家になったとする報告書を発表した。
メキシコのメキシコシティで発表された「2018年ラテンアメリカ・カリブ地区への外国直接投資」によると、中国企業は2017年、ラテンアメリカ地域で15件のM&Aを実施、取引総額は180億ドル(1ドル=約111円)と、同地域のM&Aで最大の外国投資家となった。 中国企業のラテンアメリカ投資は特にブラジルで大きな成果を上げており、2017年にブラジルで行われたM&A上位20案件のうち、中国企業が5件に参加した。
中国商務部のデーターによると、2017年の中国とラテンアメリカの貿易額は約2600億ドル。ラテンアメリカにとって中国は、モノの貿易で第2位の貿易パートナーであり、第3位の輸出市場でもある。
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