【新華社武漢7月4日】中国湖北省は都市部の汚水処理のアップグレードと、農村部の汚水処理の脆弱部分の解消と全域カバーを重点的に実施し、3年かけて都市・農村部の生活汚水管理を全面的に推進し、生態環境管理の脆弱な部分を補う。
同省政府はこのほど「湖北省都市農村生活汚水管理3ヵ年行動計画」を発表。2020年までに、省内の都市と県城(県政府所在地)の汚水処理率をそれぞれ95%と85%まで高め、都市化エリアの水系無臭化や水質良化、ウォーターフロントの緑化・美化を実施することで、人々の居住環境を明確に改善し、住民の満足度を大きく向上させる。
計画によると、同省は2018~20年、都市・農村部汚水処理工場77カ所を新設または拡張し、1日あたりの汚水処理規模を250万立方メートル分増やす。また、都市部汚水処理設備の配管網建設を加速し、雨水と廃水の分別処理や老朽化した配管網の取り替えを実施。汚水収集配管網システムを改善し、すべての汚水を効果的に処理する。
計画ではさらに、郷と鎮の政府所在地や人口集中地区の生活汚水管理を重点的に推進。条件を満たした都市周辺の郷と鎮は、都市の生活汚水処理システムに組み込まれ、条件を満たした農村も同様に管理する。2018年末までに、全省の郷と鎮の生活汚水処理設備をすべて完成させ、2019年末までに、すべての汚水処理工場が試験運用を始められるようにする。オンラインのモニタリングと通常運用時のメンテナンス管理を強化し、全省の郷と鎮の生活汚水処理を全面的にカバーする。
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