【新華社福州7月4日】中国福建省福州市はここ数年、公衆トイレの市場化を推進してきた。施工管理のレベルは明らかに上がったが、不十分な維持管理や低い衛生基準、設備の老朽化や不足などの問題はまだ解決されていない。
同市鼓楼区でも2017年4月から「トイレ革命」を推進している。「一厠一長」(一つのトイレに1人の責任者)制度を設け、区の共産党書記と区長の責任の下、公衆トイレ110カ所にそれぞれ「トイレ長」1人と監督者1人、清掃員2人を配置した。「トイレ長」は担当するトイレを1日1回以上確認しなければならないという。各トイレには管理者の名前がかかれた看板が設置され責任の所在を明確にしている。
「一厠一長」制度は実施から1年で目覚ましい成果を収め、都市の管理とサービスレベルのアップに効果をもたらし、美しく清潔なトイレが都市の「恥ずかしい部分」を「長所」へと変えた。現在、この制度は市内全域に広がっている。(記者/魏培全)
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