【新華社貴陽7月4日】京東金融と華泰証券(上海)資産管理有限公司、興業銀行が共同で設立したブロックチェーン技術にもとづく「資産証券化アライアンスチェーン」が、このほど正式に運用を開始した。
このプロジェクトは京東金融のバーチャルカード事業「京東白条」の売掛債権を基礎資産とし、華泰証券(上海)資産管理有限公司が計画管理人、興業銀行が信託経営機関、京東金融が資産サービス機関となる。貴陽高登世徳金融科技有限公司(貴陽GOLDEN STAND)が連盟チェーン創設を技術面からサポートする。
貴陽高登世徳金融科技有限公司の責任者によると、アライアンスチェーンは中国初の原資産の個数が100万を超えるオンラインブロックチェーンの応用であり、現時点で、アライアンスチェーンによる最初の資産証券化ABS(Asset Backed Securities、資産担保証券)特別プラン商品はすでに無事成立し、深圳証券取引所で上場、譲渡されたという。
プロジェクトが無事に成立したことは、京東金融のABSのクラウドプラットフォームブロックチェーン基礎技術のアップグレードの実現を意味する。また多くの独立部門によるチェーン初構築にとどまらず、ブロックチェーン技術が京東白条のABSのような、より複雑なプロジェクトにも応用でき、各種資産を広範にサポートできる業務基盤を構築し、ABS全業務チェーンの金融機関に技術サービスを提供する能力を固めたことになる。
貴陽高登世徳金融科技有限公司は京東金融ブロックチェーンプロジェクトの提携パートナーの1社として、連盟にコア技術と基礎技術サポートを提供している。特にネットワーク・セキュリティや伝送効率などのコア・コンピタンス方面で貢献し、ビッグデータとブロックチェーン技術の実体経済との真の融合を実現させる。(記者/李黔渝)
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事: