【新華社ワシントン6月22日】トランプ米大統領は20日、メキシコとの国境で不法移民を拘束した際の「親子引き離し」措置を停止する大統領令に署名した。
トランプ氏は署名した際、米政府は引き続き不法移民に対する「ゼロトレランス」(不寛容)政策を継続するが、今後は不法移民と未成年の子供を、別の施設ではなく同じ施設に収容すると表明した。
トランプ氏はまた、この大統領令が議会に「親子引き離し」問題解決の機会を与えると述べた。
米国土安全保障省がこのほど発表したデータによると、4月19日から5月31日までの間、不法入国した未成年者1995人が家族と強制的に引き離された。米メディアは、実際に引き離された未成年者数が政府の発表人数を上回ると推測している。
トランプ政権は不法移民を取り締まる政策を絶えず打ち出しているが、国土安全保障省が6月上旬に発表したデータによると、3月から5月まで不法移民の数は増加し続け、5月にメキシコとの国境で拘束された不法移民は4万人を上回った。
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