17日、開幕式に登場した「イマジネーションゲーム」ヒロイン役の女優・板野友美。
【新華社上海6月19日】「いぬやしき」「イマジネーションゲーム」など、日本の現在の都市生活が反映された新作映画8本が17日から、第21回上海国際映画祭正式イベントの日本映画週間で集中的に上映されている。上海国際映画祭での日本映画週間は今年で13年連続実施となる。
日中映画祭実行委員会は、日本の都市を題材にした代表的な新作を上海で集中的に披露しようと、SFやサスペンス、アニメーションなどのジャンルの作品を選んだ。
ラインナップは「いぬやしき」「犬猿」「先生! 、、、好きになってもいいですか?」「イマジネーションゲーム」「去年の冬、きみと別れ」「今夜、ロマンス劇場で」「きみの声をとどけたい」「3D彼女 リアルガール」となっている。
これ以外にも上海国際映画祭の各部門で日本の過去の名作などが集中的に上映されている。日中映画祭実行委員会の耿忠理事長は、13年にわたり、上海国際映画祭・日本映画週間では両国の民間交流や心の交流が行われてきたが、今回また「映画交友グループ」の再会を見届けられることをうれしく思うと話している。
今年5月、中日両国は「中華人民共和国政府と日本国政府との間の映画共同製作協定」を締結した。協定の内容は中国と日本の映画共同撮影・製作に政策の支援を提供するものとなっている。
上海映画集団の任仲倫董事長は、両国の映画交流と協力に関する伝統はすでに若い世代へとバトンタッチされており、映画分野での文化交流が引き続き深まることを確信していると語った。(新華社記者/劉穎)