【新華社北京6月23日】国際陸上競技連盟(IAAF)の公式サイトによると、現地時間22日にスペインのマドリードで行われた「IAAFワールドチャレンジ」マドリード大会の男子100メートル決勝で、中国の「飛人」と呼ばれる蘇炳添が9秒91の驚異的記録を出し優勝した。19日にもう一人の中国選手、謝震業が塗り替えたばかりの9秒97の中国記録を更新し、ナイジェリア出身のカタール選手、オグノデのアジア記録に並んだ。
蘇は優勝後、SNSで「予想より早く(目標に)たどり着けた。国家陸上チームの支援や家族、蘇炳添を応援し注目してくれているすべての人々に感謝。ありがとう。皆さんは私が前進する原動力だ」と感謝の言葉を述べた。
蘇は3月、今シーズンの目標を9秒99の個人ベスト更新とした上で「今年はどの試合も自分にとって重要になるだろう。最終的にどの試合に重点を置いて記録に挑戦するかは、その時の自分のコンディションと試合の時間によるから」と話していた。蘇は5月27日に米国で行われたダイヤモンドリーグ・ユージーン大会で、9秒90の追い風参考記録を出した。
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