【新華社ロンドン6月21日】2018中英「一帯一路」(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)リスク保障国際協力フォーラムが18日、ロンドンで開催された。中英両国の保険業界関係者や関連企業の代表者が一堂に会し「一帯一路」の枠組みにおける協力の新たなチャンスについて討議した。
在英国中国大使館の祝勤公使はフォーラムで、中国と「一帯一路」沿線国家・地域の貿易投資規模は相当大きなもので、大量の投資プロジェクトが「一帯一路」沿線国家・地域の経済発展を牽引しており、莫大な保険の需要をもたらすに違いないと表明した。
中国再保険(集団)股份有限公司(中再集団)の袁臨江董事長は「一帯一路」はすでに世界の経済成長の重要な原動力とウィンウィン協力の新しい基盤になっていると指摘。「一帯一路」沿線国の国情の差は大きく、経済や社会、政治などの状況もそれぞれ異なるため、中英両国の保険機関は協力を深め互いに長所を補い、「一帯一路」建設のためにより全面的で十分なリスク保障を提供すべきだと語った。
シティー・オブ・ロンドンの政府政策・資源委員会のキャサリン・マクギネス委員長は、ロンドンは「一帯一路」建設の協力パートナーとして、プロジェクトのリスク評価と保険の面ですでに中国と多くの協力事業を行っている。中国と英国の企業が手を携え、互いに長所を補完し、中英両国だけでなく、第三国のインフラ建設にもサービスを提供できると表明した。
今回のフォーラムは中再集団が主催した。ヨーロッパの中国資本企業40社以上から代表者が参加し、中国企業が国際化で向き合うチャンスと課題、保険と保障に対する需要などの関連テーマについて交流と討議を行った。
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