【新華社広州5月22日】中国広東省の広州白雲国際空港第2ターミナルビル(T2)は19日、全面的に使用を開始した。この日から中国南方航空、四川航空など12の航空会社が移転し営業を開始、同ターミナルビル使用の航空会社は16社となった。
広州白雲国際空港を拠点空港とする航空会社として、中国南方航空は第2ターミナルビルの90%以上の旅客輸送を引き受ける予定。移転初日の中国南方航空のT2到着・出発便は全体で600便余り、到着・出発旅客数は延べ8万5千人余り、トランジット旅客数は延べ1万人余りの見込み。
同ターミナルビルの建築面積は65万8700平方メートルで、年間4500万人の旅客受け入れが可能な設計となっている。ターミナルビル本館1棟と5本のコンコースから成っており、チェックインカウンター339カ所、自動チェックイン機120台が設置され、サービス施設もよりアップグレードされた。
T2を使用する航空会社のうち13社は国際線業務を行う。出入境(国)審査場では、蛇行式通路の設置や案内表示ガイドなどで旅客の通過効率を上げ、旅客の流れのデータのモニタリングを強化している他、技術的手段によって、旅客がスムーズに通関できるようにしているという。
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