【新華社天津5月22日】中国天津市で第2回世界インテリジェンス大会がこのほど開催され、中国中車股份有限公司の王勇智・情報総責任者が、中国の高速鉄道「復興号」動力ユニットが採用している重要な基準約250項目のうち、中国の基準が全体の84%を占めていると明らかにした。
同社は近年、デジタル化・ネットワーク化・スマート化などを実施ルートとして、マネジメント革新、技術革新、商業モデル革新を推進し続けている。「復興号」はまさにスマート革新の集大成だ。
同氏によると、「復興号」には2500以上のセンサーが設置されており、強力な全方位検知システムを備えている。動力ユニットの重要なシステムや部品の温度・振動・圧力・絶縁性能に対しスマート検知により、異常が発生した場合自動的に通報と早期警告を行うことができる。さらに、セキュリティポリシーに基づき自動的に速度制限を行うことも可能だ。操作と動画検知データに基づき、運転士の運転の特徴を自動的に分析することもでき、運転士の行動に対する早期警告を実現することで、安全性を効果的に高めているという。
このほか、第3世代移動通信システム(3G)や第4世代移動通信システム(4G)技術を組み合わせ、乗車中に仕事をしたり、社交や娯楽を楽しんだりすることができるようになるなど、ユーザー体験はより快適になるだろう。
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