【新華社バンコク5月21日】タイ現地メディアの報道によると、タイ南部で現地時間20日夜、小規模な爆発が10件余りあり、2人がけがをした。
報道によると、現地時間20日午後7時(日本時間同9時)ごろ、ナラーティワート県、パッターニー県、ヤラー県及びソンクラー県で10件以上の爆発がほとんど同時に起こった。爆発は市内中心部にある銀行の現金自動預け払い機(ATM)を主要目標にしたものだった。また、数本の電柱が爆破された、部隊が現地に設置していた検問所が銃撃を受けた、爆発物と思われる装置が発見されたなどの報道もある。
タイ軍はすでに爆発現場の規制を行い、治安措置を強めている。 タイ南部は分裂勢力が活発的に活動するところで、十数年以来、現地で爆弾や銃撃などの事件が相次いで発生し、これまでに6500人が死亡している。
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