【新華社ソウル5月17日】韓国政府は16日、朝鮮が同日に予定されていた朝韓閣僚級会談を中止すると表明したことに遺憾の意を示し、朝鮮が一方的に会談を延期したのは、朝韓首脳会談で調印した「板門店宣言」の根本精神に背くものだと反発した。
韓国統一部の報道官は声明で、韓国政府が同日午前2時半ごろ朝鮮からの通告を受けたことを明らかにした。朝鮮は韓国と米国の空軍が定例合同軍事演習を行ったことを非難し、会談の延期を表明したという。
声明は「韓国政府は『板門店宣言』を忠実に履行する強い意志を持っており、朝鮮側が早期に会談に応じることを求める。朝鮮側が提起している問題を議論するためにも、韓国と朝鮮の対話が継続的に行われなければならない」と強調した。
さらに「板門店宣言」の履行を通じ、持続可能な南北関係の発展や朝鮮半島の恒久的平和を実現すべく、韓国政府は関係機関と緊密に協議し、必要な措置を進めていくと表明した。
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