【新華社北京5月15日】頭を下げてスマートフォンの画面を見ている通行人が道路状況を気にせず、まるでゾンビのように車の流れや障害物へと向かって行き、交通事故を引き起こす事例が多発している。各国は次々とこの「スマホゾンビ」対策に乗り出し、テクノロジーの力を借り安全上のリスクを減らそうと努めている。
英国の企業がデザインした「視力ライン」は、LEDライトを横断歩道の任意の側に埋め込み、歩行者が横断歩道に足を踏み入れると琥珀色のLEDが赤色に変わり、運転者に停車するよう注意を促すものとなっている。
オーストリアの歩道の街灯柱には緩衝材が付けられ、歩きスマホをする人々が街灯柱にぶつかるのを防止している。緩衝材には歩行に集中するよう注意を促す文字が書かれている。
韓国では青少年ユーザーを対象にしたスマホ画面をロックするアプリが10日にリリースされた。アプリ起動後、スマホを使いながら7歩以上歩くと自動的に画面がロックされ、立ち止まらなければロックを解除できない。同アプリは現在アンドロイド版のみリリースされている。
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事: