【新華社ワシントン5月14日】ポンペオ米国務長官は13日、朝鮮が完全な非核化を実現すれば、米国は経済制裁を解除し、米国民間資本の対朝鮮投資も認めるとの考えを示した。
ポンペオ氏は同日、米CBSテレビの番組に出演した際、朝鮮が核を放棄できれば、米国は経済制裁を解除し、朝鮮が経済発展に向かうよう支援すると発言した。
同日のFOXニュースのインタビューに応じた際も同様の発言を行い、これは米国の民間企業がエネルギーや電力供給、インフラ建設、農業分野など多方面にわたって朝鮮を支援することを意味すると説明。「完全で検証可能かつ不可逆的な非核化」の実現がこれらの前提条件だと重ねて強調した。
さらに、米国が朝鮮に安全保障を提供する考えも明らかにし、過去25年間、歴代米大統領はこの点で朝鮮指導者の信頼を得ることができていなかったとの見解を示した。
朝鮮は先ごろ、北部核実験場を今月下旬に廃棄すると発表。ポンペオ氏はこれについて、米国や世界にとって間違いなく良いニュースだと評価していた。
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