:
国際人種差別撤廃デー、国連事務総長が寛容呼びかけ
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2018-03-21 16:11:57 | 新華社 | 編集: 张一

  【新華社国連3月21日】グテーレス国連事務総長は20日、国際人種差別撤廃デーを記念する本会議でスピーチを行い、人々に、互いに寛容であり、多様性を尊重するよう呼びかけた。

  グテーレス氏はスピーチで、過激主義イデオロギーの常態化・合法化を認めるべきではないと強調。さらに、皮膚の色、宗教、性的指向などを基準に他人を排斥することはせず、指導者が巧みな言葉で民族優越論を唱え、移住者や外国人を中傷することを阻止しようと呼びかけた。

  国連総会は、毎年の3月21日を国際人種差別撤廃デーに定めている。同日は、南アフリカで1960年に「シャープビル虐殺事件」が起こった日で、同国当局がシャープビルで人種差別に反対する大規模デモを鎮圧し、世界を驚かせた大惨事を引き起こした。

  グテーレス氏は、シャープビルで虐殺された人々の抗議の対象こそ、人種差別の制度化だと述べ、また、残念なことに今日でも、人種主義、排外主義、偏狭な考えが世界の各地と民族に依然として根強く存在していると語った。

 

当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。

推薦記事:

中国代表団、世界水フォーラムに登場 水利事業の成果紹介

早起きの都市トップは北京、「90後」の6割以上が睡眠時間の不足感じる

新華網日本語

国際人種差別撤廃デー、国連事務総長が寛容呼びかけ

新華網日本語 2018-03-21 16:11:57

  【新華社国連3月21日】グテーレス国連事務総長は20日、国際人種差別撤廃デーを記念する本会議でスピーチを行い、人々に、互いに寛容であり、多様性を尊重するよう呼びかけた。

  グテーレス氏はスピーチで、過激主義イデオロギーの常態化・合法化を認めるべきではないと強調。さらに、皮膚の色、宗教、性的指向などを基準に他人を排斥することはせず、指導者が巧みな言葉で民族優越論を唱え、移住者や外国人を中傷することを阻止しようと呼びかけた。

  国連総会は、毎年の3月21日を国際人種差別撤廃デーに定めている。同日は、南アフリカで1960年に「シャープビル虐殺事件」が起こった日で、同国当局がシャープビルで人種差別に反対する大規模デモを鎮圧し、世界を驚かせた大惨事を引き起こした。

  グテーレス氏は、シャープビルで虐殺された人々の抗議の対象こそ、人種差別の制度化だと述べ、また、残念なことに今日でも、人種主義、排外主義、偏狭な考えが世界の各地と民族に依然として根強く存在していると語った。

 

当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。

推薦記事:

中国代表団、世界水フォーラムに登場 水利事業の成果紹介

早起きの都市トップは北京、「90後」の6割以上が睡眠時間の不足感じる

010020030360000000000000011100441370547671