【新華社武漢3月18日】湖北省はまもなく、郷鎮(中国の行政単位)の診療所で働く全科診療医を試験的に募集する。診療所の医療レベルや業務能力を高めるねらいがある。湖北省衛生・計画生育委員会、財政庁、人力資源・社会保障庁が共同で通達した指導意見により、明らかとなった。 全科診療医の募集や審査は、湖北省の各市・州が行う。募集した県級公立医療機関と医師が雇用契約を結び、雇用期間は4年となる。給与は、勤務する県級公立医療機関において、同等条件で働く臨床医の給与基準を参考に定められる。都会から遠く離れた地区への赴任に対しては、国が定める手当が支給される。雇用期間中は、国家の関連規定に基づいて社会保険に加入し、その保障を受ける。住宅をはじめ、生活に必要なものは、勤務する医療機関が用意する。
この全科診療医は、一年早めに中級衛生専門技術職の試験を受けることができ、同等条件の場合は優先的に全科診療医に雇用される。副高級およびそれ以上の専門技術職に申し込む場合は、論文や科学研究は必須条件にならない。
雇用期間の満了後も、雇用期間内の年度審査に合格しており、長期にわたって郷鎮で働くことを希望するものは、審査を経て、対象エリアの診療所に採用される。雇用期間内の年度審査で2年以上優秀と判断され、県級公立医療機関で働くことを希望するものは、特別選考を経て、県級公立医療機関に採用される。
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