【新華社北京3月21日】北京市商務委によると、北京と天津の商務当局は越境貿易の利便化とビジネス環境の最適化を図るため、「ビジネス環境の更なる改善と京津(北京と天津)越境貿易利便化の向上に関する若干措置の公告」を合同で制定したという。そのうち、自動輸入許可証と輸出許可証の審査期間はこれまでの5執務日から1執務日に短縮される。
同委の柯永果副主任によると、公告は17項目の措置を打ち出したという。そのうち、主要な6項目の内容は次のとおり。一、輸出入許可証審査手続きの簡素化による効率向上。二、通関作業の改革深化。三、検査・検疫の「両優両簡両圧縮」(申告・検査の最適化、申告手続きの簡素化、通関期間の短縮)。四、「単一窓口」応用の普及。五、税関経営秩序の規範化。六、クレーム処理メカニズムとフィードバッグメカニズムの完備。
ここ数年来、北京の越境貿易は好調な発展を維持している。北京税関の統計によると、北京(中央の北京部門を含む)の2017年の輸出入額は前年比17・5%増の2兆1900億元。そのうち、輸入額は18%増の1兆8千億元、輸出額は15・5%増の3962億5千万元となっている。
柯永果氏によると、今後、北京と天津の税関連携を強め、新たな政策や措置を講じ、着実に越境貿易の利便化水準を向上させるという。
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