【新華社鄭州3月5日】中国河南省太行山脈のふもとにある修武県ではここ半年、森林地域に設けられた赤外線自動撮影装置による野生のヒョウの撮影が次々と成功している。ヒョウは異なる地点と異なる時間に計23回現れ、比較的はっきりとした写真が100枚以上、映像が20本以上撮影された。
河南省焦作市野生動植物保護救助ステーションの李済武所長によると、これらの画像・映像資料は、森林地域の奥に設置された赤外線カメラ約20台によって撮影された。同じヒョウなのか複数のヒョウがいるのかについてはさらに細かい比較と分析が必要となる。
焦作市野生動植物保護救助ステーションは2017年夏、より詳細で正確な野生動植物のデータを取得するため、太行山区修武県の森林地域に野生動物資源の調査とモニタリングを行う20台余りの赤外線自動撮影装置を設置した。
センサーを備えたこの装置は、カメラの前の10メートル以内を野生動物が通ると、自動的に撮影することができる。カメラの外部には迷彩色が施され、森林の中でも目立たない。
カメラのメモリーカードと電池を交換するために作業員が訪れ、過去の資料を回収したところ、ヒョウの現れた形跡を見つけて大喜びした。これまでの野生動植物の調査向けモニタリングでも野生のヒョウは撮影されていたが、今回はヒョウがこれまで以上の豊富な活動を見せていた。
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