【新華社北京2月28日】中国鉄路総公司は27日、全国の鉄道旅客輸送量は旧正月十一日に当たる26日も延べ1084万人に達し、わずかに減少しているものの引き続き高い数値を維持し、7日連続で延べ1000万人を超えたと発表した。昨年同期比では延べ145万5千人、15・5%の増加となり、今年の「春運」(春節期間の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)が始まって以来、同期比増加幅が最も大きな一日となった。
全国の鉄道が運行した列車は26日、合計8155本にのぼり、このうち増発分は884本だった。同日の各地の旅客輸送量は武漢局集団公司が延べ78万3000人で同期比8・5%増、上海局集団公司が延べ185万6千人で15・2%増、南昌局集団公司が延べ92万5千人で12・7%増、広州局集団公司が延べ137万5千人で16・8%増、成都局集団公司が延べ108万6千人で18・8%増だった。
次の旅客ピークは旧暦正月十五日(3月2日)の元宵節前後に来るものと予想される。
旅客の鉄道利用は現在、祝日後のピーク期を迎えている。鉄道部門は、インターネットや電話で予約したがまだ切符を受け取っていない旅客に対し、できるだけ早く受け取りをすませるよう呼びかけている。また乗車当日は、購入した切符に記された情報と一致する身分証明書を携帯し、安全検査や切符受け取り、検札、入構に十分な時間が取れるよう早めに出発して、旅程に影響がでないようにすることを推奨している。
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