【新華社マニラ2月3日】フィリピン航空は1日、中国人のさらなる観光誘致を目指し、中国向け直行便を2018年に増便し、新規路線を複数開設する計画を発表した。
同社は同日、3月25日から福建晋江ーマニラ便、広州ーマニラ便を現在の週5便から週7便に増便すると発表した。また2018年中には天津、深圳、南寧の3都市へ業務を拡大し、天津からパラワン島プエルト・プリンセサ市への直行便と、深圳・南寧からボラカイ島への直行便を開設する見込み。パラワン島は同国南西部、ボラカイ島は中部に位置する同国有数の観光地。
同社は、直行便の増便と新航路開設により、より多くの中国人観光客誘致を目指す同国政府の計画を支援する。
同国では2017年、延べ96万8千人の中国人観光客が訪れ、観光目的での入国者数で第2位となった。
同国のハリー・ロケ大統領報道官は1日、同国政府は今年、より多くの中国人観光客が同国を訪れることに期待すると述べた。
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