【新華社プトラジャヤ1月31日】マレーシアのナジブ・ラザク首相は29日、マレーシアは「一帯一路」(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)構想がもたらすチャンスをしっかりとつかみ、自国の発展を実現させなければならないと述べた。
ナジブ首相は29日夜、首相官邸で開かれたビジネス界のリーダーとの晩餐会で、世界の主要輸出国の一つとして、マレーシアは新たな市場を全力で探し求め、製品競争力を高め、若者に新たな雇用機会を提供しなければならないと述べた。
また、世界経済の重心が東に移っていることは、「アジアの世紀」が到来していることを示しており、マレーシアはチャンスをしっかりとつかまなければならないと指摘し、「『一帯一路』構想は世界最大の経済協力プラットフォームを作り上げる潜在力がある。我々はこの構想をしっかりと利用しなければならない」と述べた。
ナジブ首相は、「一帯一路」構想はアジア、欧州、アフリカを結び、世界の大きな部分の人口と経済体をカバーしており、相互接続が強化されるにつれ、マレーシアはこれらの国の市場をさらに深く掘り起こすことができるとの認識を示した。
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