【新華社国連1月28日】国連総会のライチャーク議長は26日、韓国平昌で開催される冬季五輪とパラリンピックの期間中の「五輪停戦」決議順守を全加盟国に対し呼びかけた。
同議長は同日の国連総会で「国連総会議長として、冬季五輪とパラリンピックの期間中、全加盟国が『五輪停戦』決議を履行し、区域や国と地域、全世界における平和と調和を実際の行動によって促進するよう呼び掛ける」との声明を出した。また、世界各地で起こっている武力衝突のすべての当事者が「五輪停戦」期間に武器を置く決断をするよう呼びかけ、これを機に紛争解決を図りたい考えを示した。
「五輪停戦」とは国際オリンピック委員会が、古代オリンピックにおいてギリシャのすべての国が武器を置き、大会に参加した伝統に基づき提唱した平和活動。2017年11月13日、五輪開幕7日前からパラリンピック閉会後7日間は戦いを止めるよう全加盟国に求める決議案が国連総会で採択されている。
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