【新華社南京11月2日】中国科学院南京天文光学技術研究所は1日、南極サーベイ望遠鏡「AST3-2」が2017観測年度で初めて極寒、暴風雪などの劣悪な条件を克服し、南極で初めて無人監視での越冬観測を実現したと発表した。これは、中国の極端な環境向けの望遠鏡の研究開発と運営技術が大きな進展を実現したことを意味する。
「AST3-2」は、中国が2015年1月に南極内陸の「ドームA(氷穹A)」に設置した2台目のサーベイ望遠鏡だ。有効観測口径は50センチメートル、視野角は8平方度で、現時点で南極最大の光学望遠鏡で、極端な環境下で無人監視での全自動観測を実現した。
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