【新華社北京11月6日】人民元の対ドルレートが上昇し、航空会社に大きな恩恵をもたらした。中国国内の3大航空会社の第1~3四半期の純利益は累計232億元を超え、前年同期比で14%以上の伸びとなり、過去最高を更新した。
内訳は次の通り。中国国航の第1~3四半期の純利益は前年同期比で14.55%増の82億7900万元、南方航空の第1~3四半期の純利益は前年同期比で9.46%増の70億5000万元、東方航空の第1~3四半期の純利益は前年同期比で18.24%増の79億1500万元だった。
アナリストによると、第1~3四半期、特に第3四半期の純利益が大幅に伸びた主な原因とは、国際原油価格が2016年より大いに上昇したにも関わらず、大幅な元高で多額のドル建て負債を抱えていた航空会社が高額な為替収益を手に入れたためであると、指摘している。
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