新華網北京9月28日 華印紙箱からのデータでは、国内市場の板紙や紙箱の価格が全般的に7%から30%値上げされた。値上げ通知状で、市場の変動がまだ終了しておらず、原材料に大きな値上げの余地があり、原材料の供給不足につながる可能性があり、注文に追いつかない状況もありえ、価格提示は実情に応じると、注意した板紙企業はある。中国証券報が伝えた。
百川資訊製紙業界研究員は「製紙業界の繁忙期は来ている。9月から年末まで祝日が多く、ショッピングブームは紙製品需要増大につながる。古紙や紙パルプなどの価格が高止まりする中、製紙業界は全面値上げを迎える。製紙企業の在庫がほとんどない中、川下企業は原材料買いだめに走っている」と指摘した。
華泰証券の指摘によると、ファインペーパーで見れば、上質紙やアート紙の企業は国慶節以前、受注を控える。アート紙や上質紙の9月中旬の価格は8月中旬からそれぞれ1.5%と2.3%上がり、同じ時期の紙パルプの価格は22.3%上がった。ファインペーパーの価格は今年の後半に前半の最高を破ると見込まれている。
晨鳴紙業や華泰股份、亜太森博、銀河紙業、美利雲、新郷鴻泰紙業は9月14日、15日に次々と上質紙やアート紙の価格を1トン当たり300元から600元上げた。
段ボールで見れば、古段ボール輸入割当が逼迫し、在庫が低く推移し、祝日連休期間の需要増大をにらんだ繰り上げ注文が重なり、段ボールの価格は9月上旬に高騰した。コストが高いことで、新たな輸入割当があったとしても、段ボールの価格が一転して下落するのはありえない。
業界関係者によると、今年の2回目の追加割当は限られたもので、最高でも通年の10%にしか相当せず、まして輸送に1ヵ月半から2ヶ月がかかる。環境対応監督が厳しさを増し、生産最盛期の需要が高い中、段ボールの需給は第4四半期にぎりぎりで均衡するはずである。
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