今年の国慶節(建国記念日、10月1日)に合わせた連休は、中秋節(旧暦8月15日、今年は10月4日)を挟むため、10月1日から8日までの8連休となる。そして、連休中に海外旅行を予定している人たちはすでに旅行の予約を始めている。現在、連休期間の海外旅行商品がすでに販売されており、複数の旅行社を取材すると、8月に入って問い合わせや予約数が増えていることが分かった。予約はすでにピークを迎えている。大人気となっているのは、欧州、東南アジアなどで、ほぼ完売状態。連休中に海外旅行に出かける人の数は過去最高となる見込みだ。中国経済網が報じた。
今年の国慶節の連休は中秋節を挟むため、8連休と長くなり、海外旅行を計画する人が増えている。今年、最も人気の海外旅行先トップ10は、フランス、スペイン、イタリア、ロシア、スイス、英国、米国、チェコ、アラブ首長国連邦、ハンガリー。「一帯一路」(the Belt and Road)イニシアティブが実施されるにつれ、中国人観光客の間ではその参加国への旅行が人気になっている。中でもチェコ、ハンガリーなどは中国でのPRに力を入れているため、以前は一部の人にしか人気がなかった東欧旅行が、多くの人の間で人気を博すようになっている。一方、近場の海外旅行先を見ると、同連休中、中国で最も人気となっているのは、タイや日本、インドネシア、ベトナム、フィリピンなど。旅行サイト・驢■■旅遊網(■は女へんに馬、Lvmama.com)の統計によると、現時点で、同サイトで連休中の海外旅行を予約している人の数は前年同期比約7割増となっており、連休中に海外旅行に出かける人の数は前年同期比で2倍以上になると見込まれている。
1年の中で、最も長い貴重な大型連休となる同期間は、海外旅行の値段も高騰する。複数の旅行社は、「飛行機のチケットやホテルなどの値段が高騰しているため、今年の同連休の海外旅行の値段は、夏のオンシーズンより10%上がり、オフシーズンと比べると5割高になるだろう。一部の近場の海外旅行先の中には2倍に跳ね上がる所もある」と説明している。
(人民網日本語版)
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