中国人民大学重陽金融研究院が16日に北京で発表した報告書は、中国と中東欧諸国が「一帯一路(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロードの構築)」における協力の中で、差別化と相互補完性を直視し、各実情に合った協力を行うべきだと指摘しました。
中国人民大学重陽金融研究院が発表した報告書「『一帯一路』背景下における中国と中東欧協力:機会と課題」は、「中国と中東欧諸国の社会制度と運行体制の違い、特に、中東欧各国の政策の違いにより、一致した政策の策定が難しい。また、領土面積や人口、国内総生産(GDP)における大きな違いにより、経済協力の分野と規模が制限されている」とした上で、「一帯一路」枠組み内における協力においては、各実情に合った協力を行い、各分野でマッチ度の高い部分を探し出して補完し合うべきだと指摘しました。
(中国国際放送局)
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