新華網北京8月17日(記者/閻子敏、黄韜銘)最近、犯罪者が中国の在外公館の名義で中国市民に電信詐騙(ネットや電話を使った振り込め詐欺 )を行っていることに対し、外交部の華春瑩報道官は16日、「中国公民は中国の在外公館の名を語ったクレジットカードの個人的な財務情報の請求や振り込み・送金を求める電話及びメールなどのいかなる行為も安易に信じてはならず、警戒心を強めるべきだ」と注意を促した。
華報道官は「最近、中国の在外公館の多くは、犯罪者が中国の在外公館の職員をよそおい、地元の中国同胞に、『当事者のパスポートや渡航文書の有効期限が切れた、クレジットカードが盗まれた、或いは国際刑事事件が発生した』などと偽りの電話をかけ、被害者にその際与えられた電話番号にかけ直しをさせたり、個人名義の銀行口座を提供させ相応の費用を支払わせるなどの電信詐欺が行われたとの声を反映している」と述べた。
華報道官は、「中国外交部はこの件について強い関心を寄せており、すでに多くの在外公館に何度も注意を促し、中国公民は中国の在外公館の名を語ったクレジットカードの個人的な財務情報の請求や振り込み・送金を求める電話及びメールなどのいかなる行為も安易に信じてはならない」との姿勢を表明した。
(新華社より)
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