時事通信が3−6日に実施した8月の世論調査で、次の首相にふさわしい政治家をたずねたところ、自民党の石破茂元幹事長が18.0%でトップになった。現職の安倍晋三首相は14.4%で2位。昨年11月の前回調査では、安倍首相が首位で石破氏は3位だったが、石破氏が一気に抜き去った。
学校法人「加計学園」問題をめぐる安倍首相の説明に国民の不満が高まるなあ、「安倍一強」が崩れつつある現状が浮き彫りになった。3位以下は、自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長(13.1%)、岸田文雄政調会長(8.8%)、小池百合子東京都知事(7.9%)、野田聖子総務相(4.5%)の順だった。
前回の調査と比べ、小泉・小池両氏は横ばいだったが、岸田氏と野田氏は大幅に「支持率アップ」となった。
さらに、安倍首相が来年9月に予定されている総裁選で3選を果たし、9月以降も総裁を続けることの是非を聞いた質問では、反対が51.8%で、賛成32.4%を大きく上回った。分からないは15.7%。
(チャイナネット)
推薦記事: