新華網東京2月3日(新華社記者銭錚)円高やネットショッピングの便利さなどの要因の影響を受け、中国人観光客の日本での「爆買い」ブームはすでにいくらか下火となっている。しかし、これと同時に、訪日「医療旅行」が中国人観光客にますます人気となっている。
東京の旅行代理店、ABCトラベルは2013年より中国国内の主要旅行社の日本側パートナーとして、中国側の訪日団体観光客に日本滞在中の受け入れ業務やガイドなどのサービスを提供している。ここ数年、訪日中国人観光客の消費ニーズの変化に伴い、ABCトラベルもビジネスモデル転換のチャンスを積極的に探し求めているという。
ABCトラベルの経営者である孟凡海氏は、訪日中国人観光客の団体旅行やショッピング旅行がますます少なくなっていると記者に述べている。
お金を払って健康を買うこと以外に、お金を払って何かを体験することもここ数年、訪日中国人の旅行消費の新しい特徴となっている。
ABCトラベル訪日医療・健康診断サービス部のマネージャー李雪敬氏は、訪日中国人観光客の特徴が以前は「爆買い」だったと言うのなら、今では、ますます多くの中国人観光客がより多くの時間とお金を費やして日本の文化やサービスを体験しに行くのを楽しむようになったと見ている。
(新華社より)
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