新華網ジュネーブ2月3日 (記者凌馨)本部をジュネーブに置く国連貿易開発会議(UNCTAD)が1日に発表した報告書によると、2016年にアジア地区などの世界の海外直接投資(FDI)の流入量が大幅に減少した状況で、中国の外資利用額は2015年と比べて2.3%増加して1,390億ドルに上り、世界3位になった。
報告書によると、2016年の米国は依然として世界最大のFDI受入国であり、流入量は約3,850億ドルに上った。英国は2015年の12位から2位に上昇し、外資利用額は1,790億ドルに達した。
UNCTAD投資・企業部門責任者のジェームズ・チャン氏は次のように説明した。2016年の中国への外資の流入量は過去最高を記録したほか、外資利用の構造も引き続き改善され、質が向上した。外資は継続的に資本・技術集約型産業及び高付加価値分野に流れており、労働集約型産業から流出して続けている。
(新華社より)
関連記事: