新華網北京11月17日 第3回世界インターネット大会が16日午前、浙江省烏鎮で開幕した。習近平中国国家主席が開幕式でビデオメッセージを通して重要演説を発表した。習近平主席が中国政府と中国人民を代表し、また彼自身の名義で、大会の開催に対し、熱烈なお祝いを表し、来賓の皆様に誠意を込めた挨拶をした。習近平国家主席は皆さんの知恵を集め、有益な意見を広く吸収し、また共通認識を深めながら、協力を強化し、インターネットをよりよく人類に幸福をもたらすよう希望すると語った。
習近平主席は次のように指摘した。インターネットは我々のこの時代において発展の活力を最も秘めた分野だといえる。インターネットの急速な発展により、人類の生産生活に深刻な変化がもたらされ、また人類社会にも一連の新たなチャンスと新しいチャレンジがもたらされた。インターネットの発展には国境がなく、境界もないので、インターネットを上手く利用し、着実に発展させ、しっかりと整備するには、必ずサイバー空間の国際協力を深め、サイバー空間の運命共同体を手を携えて構築せねばならない。
習近平主席は次のように強調した。「君子 は本を務む、本立ちて道生ず。」中国は国際社会とともに、人類の共同福祉を根本に据えることを堅持し、インターネットの主権理念を堅持して、グローバル・インターネットガバナンスが公正・合理的な目標へ向かってまい進するよう推し進め、サイバー空間による平等・尊重、革新的発展、開放・共有、安全で秩序ある目標の実現を推進できるよう願っている。
劉雲山政治局常務委員が開幕式に出席し、式辞を述べた。劉常務委員は、中国は各国と共に、グローバル・インターネットのガバナンス発展における「4つの原則」と「5つの主張」を導きとして、相互間の政策協調や協力を強化し、サイバー空間の運命共同体を構築するために積極的に努力することを望んでいると述べた。
カンボジアのホー・ナムホン副 首相、ノキアの李思拓(Risto Siilasmaa)董事長、米チューリング賞の受賞者、ラジ・レディ(Raj Reddy)氏、アリババグループ取締役局の馬雲(ジャック・マー)会長などが開幕式でそれぞれ式辞を述べた。
第3回世界インターネット大会は11月16日から18日にかけて行われ、世界五大陸・110余りの国と地域から来た政府代表や国際組織の責任者、インターネット企業のトップ、インターネットの有名人及び専門家・学者など計1600名余りがゲストとして出席した。
(新華社より)
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