新華網北京11月17日 中国外交部の耿爽報道官は16日、韓国側が星州郡(ソンジュぐん)のロッテゴルフ場を迎撃ミサイルシステム「THAAD」の配備基地とすることについて、関係方面に中国側の合理的な関心を正視し、関係する配備プロセスを停止するよう再度促すと述べた。
報道によると、韓国のロッテグループは韓国の軍側と協議し、土地の取替えの方式で、星州郡のロッテゴルフ場をTHAADの配備基地とすることに同意した。
耿爽報道官は定例記者会見で、中国側は関係報道に留意したと述べ、次のように表明した。米国の韓国における「THAAD」の配備は地域の戦略的バランスを著しく破壊し、中国を含めた当地域内の関係国の戦略的安全保障面での利益に重大な損害を与え、朝鮮半島の平和安定にむけた努力に逆行するものである。
耿爽報道官は次のように述べた。「中国側はこの問題について何度も関心と明確的な反対する立場を表明した。我々は関係方面に中国の合理的な関心を正視し、配備プロセスを停止するよう再度促します。中国側は自らの安全保障上の利益を守るために、断固として必要な措置をとります。」(翻訳/王珊寧)
(新華社より)
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