中国政府による「国際逮捕手配書」(赤手配書)100人リストの中の最重要指名手配犯・楊秀珠容疑者が16日、米国から帰国し、警察に自首しました。中国外務省の耿爽報道官は同日、「楊秀珠容疑者の逮捕は中米が腐敗取締り協力で収めた重要な成果だ」と述べました。
耿報道官によりますと、楊容疑者は2003年に処罰を恐れて海外へ姿をくらまし、複数の国を転々と逃亡した後、2014年5月に米国に入りました。中米双方は、中米法執行協力連合連絡チーム(JLG)の腐敗取締りワーキンググループを通して提携した結果、ついに13年間にも渡って逃亡していた楊容疑者の自発的な帰国と自首を促すことができました。
耿報道官は、「中国は今後も引き続き関連国家と提携し、海外逃亡中の汚職容疑者の逮捕に弛まぬ努力をしていく」と表明しました。
(中国国際放送局)
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