程永華在日本中国大使は祝賀会で挨拶。
新華網東京2月22日 (記者/藍建中)在日本中国大使館が18日に祝賀会を開催し、日本科学技術振興機関(JST)の特別顧問である沖村憲樹氏の中国・国際科学技術協力賞の受賞を熱烈に祝った。日本文部科学省の土屋定之事務次官、著名な科学者、有馬朗人氏(科学技術振興機構中国総合研究交流センター長)、日本学術振興会の安西祐一郎理事長、日本科学未来館の毛利衛館長、参議院議員の山東昭子氏など日本の各界人士100人余りが祝賀会に出席した。
程永華在日本中国大使は祝賀会で沖村憲樹氏の中華人民共和国国際科学技術協力賞の受賞を熱烈に祝った。程大使は、これは沖村氏が長期にわたり中日の科学技術界に全方位的な交流や協力を推進し、中日間の青少年による科学技術交流の促進や中日両国の科学技術界の相互理解と協力を促進し、中国の科学技術事業の発展に積極的な貢献を行ったことに対する中国政府の高度な承認を表していると指摘した。
程大使は次のように紹介した。中華人民共和国国際科学技術協力賞は国務院が設立した国家レベルの科学技術奨励で、中国の科学技術事業に対して重要な貢献を行った外国人あるいは外国組織に授与されるものだ。1995年に賞の正式な授与が始まって以来、計17カ国・101名の外国専門家と2つの国際組織がこの賞を受賞してきた。そのうち、この賞を受賞した日本人は12人で、比較的大きな割合を占めている。
沖村憲樹氏は挨拶。
沖村氏は次のように述べた。沖村氏自身は15年前から中日の科学技術交流に従事し始め、対中国の交流窓口として、2006年に科学技術振興機構に働きかけ「中国総合研究交流センター(China Research and Communication Center)」を設立した。
2014年から、沖村氏は「さくらサイエンスプラン」の実施を推進し、アジア各国の高校生や大学生、大学院生を日本へ招待し、研究設備及び大学などを見学してもらっている。2014年には3000人、2015年には4000人を日本への訪問に招待した。2016年の訪日人数は5000人に達する見通しで、そのうちの40%は中国人だという。沖村氏は今後「さくらサイエンスプラン」の規模を引き続き拡大できるよう期待し、長期的な目標は毎年3万人の訪日を達成させることだとの見方を示した。
(新華社より)
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