新華網北京2月22日 インドのある創業初期の企業が17日に「世界最安のスマートフォン」を世に送り出し、その販売価格が500ルピー(約48人民元)以下で、最低販売価格が24元となる可能性さえあり、幅広い関心を集めている。
業界関係者は、インドのスマートフォン市場は早くから各種のローエンド機に占拠されていて、その中には中国製がかなりあり、インド政府は目下、新興企業の当市場への進出を大いに支援しているところで、新たな「乱戦」の誘発が見込まれると分析している。
インドの新興携帯電話メーカー「リンギング・ベルズ」(RingingBells)が2015年9月に創設された。当社のスポークスマンは、このスマートフォンの機種は「Freedom251」で、最低販売価格が251ルピー(24元)となっており、「これは私たちのフラグシップ機で、スマートフォン産業に1度の革命をもたらすものと信じています。」と紹介している。
『デジタルマガジン』のウェブサイトは、価格から見ると、「Freedom251」は必然的にローエンド機となり、業界関係者は「500ルピーで一体どんなスペックのスマートフォンを買うことができるのか」に対し、非常に興味を持っていると論じている。
リンギング・ベルズは、当社が今回研究開発した超廉価なスマートフォンは、インド政府からの「莫大な支援」も受けていると漏らした。それ以外にも、インドのマノハール・パリカル・国防大臣 ( Manohar Parrikar)、議員のMurli Manohar Joshi氏といった多くの政治要員が17日に開催された「Freedom251」の新作発表会への出席を決めており、インドの指導者層の高度な重視も際立っているという。
(新華社より)
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