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新華網国連2月22日(記者/倪紅梅、顧震球)国連人道主義事務協調弁公室行動部門の責任者、ジョン・キム氏は18日、安全保障理事会は朝鮮への制裁強化を考慮する際に、それによって生じ得る人道主義的な影響に注目しなければならないと指摘した。
ジョン・キム氏は同日、国連本部で記者会見を開いた。安全保障理事会が朝鮮に対し、より厳格な制裁措置を発動する準備を行っていることに言及した際に、ジョン・キム氏は、次のように述べた。制裁を加える側は制裁措置が民衆に与える影響に責任を負うべきだ。安全保障理事会はいかなる措置を講じるときでも、その人道主義的な影響を慎重に考慮しなければならない。
ジョン・キム氏はまた、次のように述べた。制裁の実施は非常に慎重であるべきで、児童を含む最弱者層が受ける影響を考慮しなければならない。
朝鮮は1月6日、核実験を実施すると発表した。これは朝鮮が2006年以降に実施した4回目の核実験になる。2月7日、朝鮮は長距離ロケットを利用して衛星1基を打ち上げた。国連安全保障理事会はその後、メディアを通じて声明を発表し、朝鮮が弾道ミサイル技術を使用して打ち上げを行うことを批判し、新決議案を迅速に採択し、重要な措置を講じて対応すると表明した。
(新華社より)
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