2016年2月16日、中国浙江省の地元紙・銭江晩報は、ストレスなどが原因で自分の毛髪などを引き抜いてしまう「抜毛症」に苦しむ同省杭州市の女性(21)について報じた。
現在大学に通うこの女性は8年ほど前から、学校の成績などからくるプレッシャーで、毛髪を自分で引き抜くようになった。当初は「どうせまた生えてくるから」と両親を含めさほど気にしていなかった。だが徐々に「髪の毛を抜かなければ夜も寝付けない」ほどになり、いまではほぼすべての毛髪が無くなってしまった。1年ほど前からはかつらを着用しているが、その毛も抜いてしまうほど深刻だという。
診察した医師からは「最終的には毛包が傷つき、新しい毛が生えなくなる恐れがある」と注意するよう促された。
統計によると、同市内で抜毛症に悩む患者は数百人に上るという。
(Record China)
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