中国国営新華社通信の14日の報道によりますと、河北省は13日、企業による大気汚染への対応を強化するため、「河北省大気汚染防止条例」を審議、採択したということです。条例は、「生産過剰や大気汚染が深刻な企業に対して、段階式汚染排出料金、融資や水道料金の差別化、電気料金の罰則などを含めた料金徴収政策を実施する」としています。
また、非効率生産の淘汰、汚染企業への規制、有毒性の汚染物質と有機物排気ガスへの抑制、ボイラーの基準などに関する規定も明らかににしました。
今後、河北省の工業情報部門は、省の発展改革委員会、環境保全、品質監督監視などの部門と連携して、国が制定したガイドラインに基づき非効率な生産技術や設備、製品を整理し、仕分けする目録ガイドラインを作成します。また、大気汚染を引き起こす恐れのある鉄鋼やセメント、ガラス、化学合成物、バイオ製薬などを新規に建設、改築する計画を厳しく規制していきます。
(中国国際放送局)
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