11月7日に、両岸指導者の面会がシンガポールのシャングリラホテルで正式に行われた。写真は習近平氏と馬英九氏が握手した様子。
【新華社北京11月10日】両岸の指導者、習近平氏と馬英九氏の歴史的な面会が7日にシンガポールで行われた後、海外の各界は今回の面会の重大な意義を引き続き積極的に評価し、両岸の指導者の面会が人々を鼓舞し、両岸関係の平和的発展に有利だとみなしている。
フランス外務省は声明を発表し、フランスは習近平氏と馬英九氏の歴史的な面会の開催を歓迎する。フランスは両岸の平和と対話、協力への支持を重ねて述べ、今回の面会がこれらに対し重要な貢献を行ったとみなしていると伝えている。
欧州対外行動庁は声明を発表し、両岸の指導者の面会は人々を鼓舞させた一歩であり、双方が持続的な友好親善関係を通じてすでに相互信頼を確立したことを明らかにした。欧州連合(EU)は両岸関係が平和的発展を継続し、両岸人民に利益を受けさせることができるよう期待している。
AP通信は、両岸の指導者の66年ぶりの面会は、双方が具体的な合意には達しなかったが、いずれも今回の面会が両岸関係安定の1つのシンボルとみなされたと伝えている。
ロシア紙『観点報(ВЗГЛЯД)』は、面会自体は両岸統一を意味していなかったが、中国人に対してだけでなく、世界の政治に対してもそれが重大な意義をもつだろうと伝えた。
フィリピン中国平和統一促進会は声明を発表し、これは両岸の指導者の66年ぶりの面会で、両岸関係の歴史的な新しい1ページを切り開く。面会は両岸の指導者が直接交流・意思疎通する先がけであり、両岸関係発展の重要な一里塚だと伝えている。
マレーシア『星州日報』は評論の中で、両岸の指導者の面会は政治家の非常にすぐれた智慧だといえる。習近平氏と馬英九氏が現在の両岸態勢のもとで毅然として面会したことは平和的善意を表現し、両岸を正しい軌道に誘導し、両岸の長期的平和の確立のために新たな歴史を書き記したと伝えている。
(新華網日本語)
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