【新華社北京7月20日】中国の鉄道会社、中国国家鉄路集団によると、2020年内に開通予定の新線の総延長は約4400キロ、うち、高速鉄道は2300キロ。
同社統計によると、20年上半期(1~6月)、全国で建設中の大・中規模インフラプロジェクト115件の工事はすべて再開し、建設現場は8千カ所以上、作業員は60万人に及ぶ。鉄道固定資産投資(実行ベース)は前年同期比1・2%増の3258億元(1元=約15円)、うち、線路敷設などのインフラ向け投資(実行ベース)は3・7%増の2451億元だった。特に、第2四半期(4~6月)のインフラ向け投資(実行ベース)は前年同期比16・4%増の1797億元となり、投資計画を超過した上、第1四半期(1~3月)の落ち込みを補い、鉄道投資はプラス成長となった。
5月末以降、商合杭(河南省商丘-安徽省合肥-浙江省杭州)高速鉄道の安徽省合肥-浙江省湖州区間、皖贛(安徽省蕪湖-江西省鷹潭)鉄道の安徽省蕪湖-安徽省宣城区間、滬蘇通(上海市-江蘇省南通市)鉄道、遼寧省朝陽市カラチン左翼モンゴル族自治県の喀左駅と内モンゴル自治区赤峰市を結ぶ喀赤高速鉄道などの路線6本が運営を開始した。年初から7月1日までに開通した新線の運行距離は1178キロに達し、うち高速鉄道は605キロ。
下半期(7~12月)には、銀西(寧夏回族自治区銀川-陝西省西安)高速鉄道、京雄(北京市-河北省雄安新区)都市間鉄道の河北省区間などのプロジェクト24件が開通予定。通年で、新線4400キロが開通する計画だ。
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